甲子園へ行こう 三田紀房

甲子園へ行こう全18巻読了

著者は先日読んだ「砂の栄冠」と同じ三田紀房氏

ここからの感想に内容が含まれますので、本の内容を知りたくない方は読むのをお控えください

ストーリーは、普通の公立校である「神奈川県立鎌倉西高校野球部」に所属する、ストレート最速140キロほどの普通の投手・四ノ宮純がチームメイトと共に甲子園を目指す内容です

大体のスポーツ漫画ですと、「努力をすれば最後に夢が叶う」パターンが多いと思います

高校野球漫画ですと、ライバル校と死闘を繰り広げ、最後に甲子園出場、もしくは甲子園優勝を達成しハッピーエンドで漫画が完結するパターンが多いと思います

しかし、現実的に横浜、東海大相模、桐光学園、横浜隼人など私立強豪がひしめき、2015年には186校が夏の予選に出場する神奈川県

公立高校が甲子園に出場するのは非常に難しいと言えます

漫画でも、四ノ宮の3年最後の夏、神奈川県予選決勝で横浜高校のモデルであろう横浜第一高校に完全試合で敗れます

漫画を読み続けていくと、様々な葛藤と戦いながら主人公とチームメイトが成長していく姿に心打たれ夢中で読んでしまいます

そして、最後に名門私立・圧倒的才能のある選手達という大きな壁を超えられなかったことは、読む側としては非常残念な気持ちになります

しかし、これが高校野球の現実なんだろうと思います