マーシーの薬物リハビリ日記 田代まさし

漫画仕立てで「薬物」「薬物依存症」の怖さが分かりやすく伝わる本です

私は1980年生まれですので、小学生や中学生の頃は、著者の田代まさし氏が登場するバラエティー番組を笑いながら見ていました

人気絶頂時には、年収は1億を超えて、都内に大きな家を建て、順風満帆だったが、3度の薬物での逮捕、2度刑務所で服役した

最初の逮捕・服役から

仕事を失い
信頼を失い
家族を失い

それでも、再び逮捕・服役で、ネットでは「○○年ぶり○回目」と高校野球の甲子園出場のような感じで

「まったやったの!?」

とネタになっていましたし、私も田代氏に対し

「これだけ、薬物で世間に迷惑を掛け、そして信頼を失っても、再び薬物に手を出す情けない人」

と思っていました

しかし、この本を読んで「薬物依存症は病気」という考えに変わりました

今まで何度も逮捕されていて、そのたびに「もう本当にやめるぞ!」「強い意志があれば、やめれるはずだ!」・・・と決心していたものの

薬を目の前にだされちゃったら、人間の意思なんて無力でした!

薬物は自分の意思ではやめれない

「最初に1回」をやると終わり

一度でも薬物を使用すると「薬物依存症」という病気にかかってしまい
やめるためには、一生「薬物をやめ続ける」をいう努力をしなければないないのです

興味本位のつもりでも、「最初の1回」をやると終わりで、これは最近のニュースで問題として取り上げられている「危険ドラッグ」でも同じ事が言えるそうです

また、この漫画で掛かれている田代氏の話が全て真実なら、田代氏が薬物に接したキッカケは全て

・知人から勧め

だったようです

2014年の出所後は、田代氏は

ダルク https://www.yakkaren.com/zenkoku.html

という薬物依存症回復施設に通ったようですが、この本ではダルクの取組みについても多く書かれています

また、このダルクの代表者も、もともと覚醒剤をやっていた人で、この方が本の中で

危険ドラッグの危険性をこのように表現しています

P136
最近ではダルクにも危険ドラッグをやめたといってやってくる人が増えているんだけど、まずは、ダルクよりも先に病院へ入院させなきゃならないくらい身体や神経が壊れちゃってるケースが多いからね

覚醒剤でも体は壊れるけど、それは薬の毒性じゃなくて、何日も寝なかったり、何も食べなかったりするせいだからね

だから危険ドラッグなんか使うくらいだったら、覚醒剤を使った方がまだマシだよ!

危険ドラッグを「覚醒剤より安全」と思っている方は大間違いです

薬物の危険性を、このような漫画本でもいいので、中学か高校で勉強することは大切だと思います

「最初の1回が終わり」

ですから