スティーブン・R・コヴィー 著
7つの習慣
の内容を、漫画のストーリ仕立てで、分かりやすくなって発売されてた本です
古本買取をしておりますので、1996年に発売された通常版の「7つの習慣」は何度も買取させていただいたのですが、恥ずかしながら読んだ事はありませんでした
漫画バージョンで初めて読みました
この漫画の目次は
「7つの習慣」の前に意識すること 問題の味方を「インサイド・アウト」
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
第4の習慣 Win-Winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
第7の主観 刃を研ぐ
となっており、それぞれの習慣について漫画ストーリーで理解しやすく、その漫画の後にはその習慣について更に詳しい説明が書かれています
漫画の部分だけなら、中学生でも読む事ができると思います
以下は、読んだ中で私が強く印象に残った個所です
真の成功は人格を育てることから始まる
テクニックではなく、成功のために一番大切なのは人格を高める事だと書かれている
「インサイド・アウト」で世界を見る
「自分は客観的」と思ている人でも「事象を自分が見たいように見ている」
「自分の外に原因を求める」のではなく、「自分の内に機会を見出す」事が大切
私自身も以前は、自分の失敗や、新しい事への挑戦を諦める原因を、全て自分以外に原因があると思っていたり、言ったりしていた
失敗の原因も、新しい事へ躊躇する原因も、自分自身の中にあると考えないと、問題点がいつまでも放置されることになり、結局何も改善されず、自分自身も成長しない
影響力が及ばないことに悩むのは無意味
自分が変えられない「関心の輪」に意識を集中するのではなく、自分が変えられる「影響の輪」の部分を意識し主体的に行動する
明確な目的と原則を考える
人間活動の4つの領域
緊急で重要なこと(締切間近の仕事、病気、急な約束)を減らし、緊急でないが重要なこと(人間関係づくり、勉強や仕事の準備、健康維持など)を増やす
双方にメリットがあるWin-Winを考える
ただし、Win-Winが成立しない場合は取引しないという選択肢もある
「話す」より「聞く」
相手の目線で、相手の立場に立って感情移入によって理解する事が「会話の段階」では一番高い
「聞く」とは相手の目線で世界を見ること
私も、相手の悩みを聞いて、「自分目線の自分の経験からアドバイス」をすることがありますが、「相手の立場に立って話を聞いているかどうか」という点で反省すべき時が多い
特にネガティブな相談をされた場合、その話題が嫌で直ぐにアドバイスを出して会話を終わらせてしまう事がある
日々、自分の器を育てる
体調(肉体)、観点(精神)、自立性(知性)、つながり(社会・情緒)の4つの側面
本は日々読んでいるが、運動不足なので、体を鍛え、また定期健診など体のメンテナンスも怠ってはいけない