トマ・ピケティ「21世紀の資本」
を読まなければと思いつつ
・価格 5940円(税込)
・ページ数 728ページ
・経済本
という点を考えると、買っても本棚の肥やしになる恐れがあるので購入には踏み切れませんでした
そんな時に書店にて
まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」1080円(税込)
が販売されていたので、少し中身をチェックして購入しました
以前読んだ「まんがでわかる 7つの習慣」と同じ宝島社シシーズです
トマ・ピケティ「21世紀の資本」の翻訳者:山形浩生氏がこの漫画を監修しております
私は経済関連の知識はあまりありませんが、なんとなくですが漫画を通じて内容は分かります
文鳥を通じて
・生まれながらの大金持ち
・公認会計士、税理士で税理士事務所の経営者
・印税で生活している絵本作家
・土地、マンションなどの賃貸物件を所有する地主
・株で成功した個人投資家
・人気ラーメン店を展開する経営者
・中小企業サラリーマン
・大学非常勤講師
・イラストレーター
など、様々な資産状況や価値観が違う人々が登場し
「なぜ金持ちはさらに金持ちになるのか?」
「なぜ持たざる者は持たざる者のままなのか?」
など、現在の格差を漫画の中で表していると思います
残念ですが
「富める者はさらに豊かになり、持たざる者との格差は広がる」
という事だと自分の中では理解しました
多くの物質的資産(土地・株・預金・権利)、人的資産を持っている者は、その資産をどんどん増やしていくので、持たざる者との格差は広がる一方となる
薄々感じている方も多いと思いますが
「経済が良くなれば給料が上がる」
のはこれからの経済の低成長の中では実現しない
だからと言って、持たざる者が諦めてはいけないとも書かれている
早く結果を求める人が様々な儲け話に騙さる
豊かになる事を諦めて稼いだお金を全て快楽に使う
持っているお金をギャンブルに使う
このような事は改め
金銭的にも少しづつ蓄えて、少しづつ増やしていく
人としても少しづつ成長するように努力する
この長いスパンで考えると非常に大切なんだと思いました
漫画の内容の最後は希望が持てる終わり方で良かったと思います